夜中にテレビを付けた時にPBSのプログラムの一つで地域開発の紹介をしていました。マイクロローン(又は
マイクロクレジット)とは、"貧しい人々の起業を支援して貧困から脱出を助けるための融資で、平均融資額は600ドルだが、40ドルほどとごく少額の場合もある。 "
_発展中の国では現地の金融機関(道端の金貸し含む)のかける利息は法外なところが多いらしい。法外というよりも、治外法権かな。
もしもそういうところからお金を借りたら、一生借金背負っていくってこと。でも、借金をして生活を立て直すことは死活問題。
そこでNPOの活動の一環として企業や団体や政府が支援のために現地で小額で金利が公平なローンを提供しています。これがマイクロローン。
テレビでは、サンフランの若者がこのシステムを一歩前進させたオンラインを使った活動に注目していました。それが
KIVA.ORGというサンフランを拠点にしたNPO。登録すると自分が手伝いたい相手(いろんな国から選択できる)を選んで、お金を貸します。たくさんの人がすこしづつチップインして借り手の希望額が集まると、借り手はその資金を自身のビジネスに投資します。ビジネスが成功すればお金は返済されます。
大切なのは、彼らはお金儲けのためにビジネスに投資したいのではないってこと。システムを向上させてゆとりができたら、次の夢に向かって進みたいから。いつものことだけど、私の説明ってわかりにくい。。。
テレビを見終わって速攻登録してみました。説明をよく読む。ふむふむ。
と、どうやら投資にはならないらしい。投資=利息で稼ぐ。ちょっと期待してた私はがっかり。
でもすぐに気を取り直し、「現地の活動グループは貸す相手から適度な利息(5%くらい)を取っている。そしてそれは運営費になります。」というのを読んで納得。KIVAと連携を取っている各地域の組織は利息を運営に当て、KIVAは寄付が主体で運営しているとのこと。
ボランティアで活動に参加している人も大切な活動力だそうです。
ネットや携帯テクノロジーを活用して無駄を省いたスマートなシステム。すごいよ!!尻込みすることなく参加させていただきました☆
最初に始めてから8ヶ月。1/3 くらいのお金が返ってきた。全部戻ってきたら、また次の支援に使おうと思います。
ずーっと「ボランティアでどっかの国に行きたい」と思っていたのに「私には実力不足だ。」と最初からあきらめていました。大学卒業してから~、とか自分に言い訳してた。
昔は、アフリカや南米アジアで活動している人に出会う度に自分の小ささが身に染みて、落ち込むことが多かったよ。
でも、そういう人達に囲まれて、たくさん励ましてもらって、今やっと「自分でできることを真剣にやればいい。」って思えるようになりました。
当座は、おいしい料理をたくさん作ってたくさんの人においしく食べてもらうこと☆